ビスコッティとは、イタリアに古くから伝わる焼菓子で、ザクザクと硬い食感と素朴な味が特徴のビスケットのこと。そのまま食べるのはもちろん、コーヒーやワインに浸して少ししっとりさせてから食べるのも人気です。
本場イタリアではそれぞれの家庭で受け継がれるレシピがあるほど身近な存在で、朝食代わりに、おやつに、食後酒と一緒に、など様々なシーンで登場します。
お家で簡単ビスコッティの作り方をご紹介
ビスケットやクッキーは焼いた経験がある方でも、手作りビスコッティとなると馴染みがうすいかもしれません。でも、レシピは至ってシンプル。「ざっくり混ぜてじっくり焼く」だけで簡単に美味しいビスコッティが作れます。
材料は小麦粉、卵、砂糖、とビスケットやクッキーと変わりませんが、焼き方が少し違います。
ビスコッティはビス(2回)コット(焼く)という名の通り、伸ばした生地を一度焼いてから取り出し、完成サイズにカットしてからもう一度焼く、と二度焼きするのが特徴です。
そうして水分が飛ぶことで硬く焼き上がり、日持ちするのもおすすめポイントです。 今日はアーモンドプードルで香ばしさをプラスしたシンプルビスコッティのレシピをご紹介します。オーブンで焼くのが一般的ですが、無い場合はトースターでもOK。焼き加減をまめにチェックしながら理想の硬さに仕上げてください。
準備するもの・材料
- 小麦粉:80g
- アーモンドプードル:40g
- 砂糖:40g
- ベーキングパウダー:1g
- 卵:1個
- 牛乳:大さじ1
- アーモンド:40g
作り方
[手順1]
材料Aを全てあわせ、ふるっておく。
[手順2]
ボールにAと溶き卵を入れ、切るように混ぜ合わせる。
粉っぽさがなくなり、生地がまとまるくらいまで牛乳を少しずつ加える。
[手順3]
アーモンドを加え、さらにざっくりと混ぜ合わせる。
[手順4]
アルミホイル又はクッキングシートにビスコッティの大きさをイメージして生地を伸ばす。(写真は10㎝×12㎝で長めのビスコッティになります)
生地がべた付く場合は[手順3]の後にラップでくるんで冷蔵庫で1時間ほど寝かせると扱いやすくなります。
[手順5]
トースターで8分ほど焼いたら取り出し、粗熱が取れたら1.5㎝ほどにカットする。(オーブンの場合は180℃で20分)
[手順6]
切った断面を上にして3分ほど焼いたら裏に返し、反対も同じように3分ほど焼く。(オーブンの場合は150℃で15分、)
[手順7]
トースターによって焼き加減に差があるので、火力が強すぎる場合は上からアルミをかぶせて調節してください。
[ワンポイントアドバイス]
・アーモンドは事前に少し砕いておくと、[手順5]で生地をカットする際に綺麗に切りやすいです。
・ビスコッティは焼き上がってから冷めて乾燥する過程で硬くなっていくので、焼き過ぎに注意してください。
ぜひトライしてみてね!
焼き加減のコツをつかんだら小麦粉を米粉やオートミールに変えてみたり、中にナッツやチョコ、ドライフルーツを入れてみたり、とアレンジも自在なのでぜひトライしてみてください。
イタリアではビスコッティとコーヒーを朝食にすることもあるので、朝食用には甘さ控えめのシンプルなもの、おやつには甘いもの、グルテンフリーのビスコッティなど、シーンに合わせて
作るのも楽しいですよ。
タグチテーブルのオートミールビスコッティ
タグチテーブルのビスコッティは様々なシーンで選んでいただいています。
スポーツ中やお仕事の合間。ダイエット中の方、健康を意識している方にも最適な捕食として好まれています。
理由は、たんぱく質を摂取でき、適度に糖質が含まれること、脂肪分は多くないこと。
そして、小麦の代わりにオーツ麦を使用することで、トップアスリートが実践しているグルテンフリーも完成させました。いつでもどこでも食べやすいように、ひと口大にカットし、ポケットに入る小袋サイズで携帯性を高めています。
チェックしてみてくださいね。
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