私たちは、ひと皿のカレーに『1ヶ月と7時間』もの時間を費やします。
「グラス・ド・ビアン」というフランス料理の調理法をつかい、1ヶ月かけて出汁となるスープを作ります。初めは鍋いっぱいのスープ(200リットル)なのですが、出来上がりは、0.5リットルほどの量に。そのスープを、ひと皿に『小さじ半分』だけいれます。
そこから、2時間かけてマルメラータ(ジャム状)にした玉ねぎを作り、5時間かけて煮込んでいきます。ゆっくり丁寧に。時間をかけて作っていきます。
そうして出来上がったカレーは、手間をかけた分だけ得られるご褒美。 「これぞ一流レストランの味」と多くの方に喜んでもらう理由は、この手間に隠されているのです。
コメントを残す